グラベルバイクは楽しい

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秋の長雨が続いているつかの間の曇り空。この日は秋川界隈にでかけてみると思いがけない風景をみることができた。グラベルバイクとそしてNavitime自転車というナビソフトのおかげだ。

そもそも過去にはランニングをして今は自転車に乗る楽しみを見出している。それはいずれも自分自身を移動させることができるから。移動することで思わぬ時と場所で新しい風景を見ることができて新しい体験ができるから。つまり移動手段としての自転車である。流行りの言葉でいうとMobilitiy as a Serviceは自分にとって自転車ということ。

ではなぜグラベルバイクなのか。それは思いもかけないような悪路、狭小の道になると想像できるような場所でも躊躇なく進んで行けるから。ランニングでもこうした場所には入って行ける。かえってランニングのほうがこの点は有利。ランニング自転車とはそれぞれ一長一短があるのでそれぞれ条件によって優劣つけがたい。ただ、今は自転車のほうが移動範囲が広いので自転車に乗っている。

それではその思わぬ時と場所にどのように出会うことができるか。予め調べたところを目的地として幹線道路を進む場合は調べたことを自分の目で確認するだけ。こうした走りは日常的にしているが通常は新しい発見や感動はない。この意味で思わぬ場所を提供してくれるのが自転車用のナビアプリだ。

最近自転車に乗り始めて使っているのがNavitime自転車というアプリ。走行中の速度、時間等を表示するとともに走行ログを記録してくれる。ここまでは無料で使えるが月額300円を払うと指定した目的地までナビをしてくれる。この機能が役立っているわけだ。

このナビではルートを組み立てる際に「裏道優先コース」を採用するという機能がある。これを使うと思いがけないルートを採用してくれるのが楽しい。これ以外に「推奨ルート」、「短距離コース」、「坂道が少ないコース」、「大通り優先」、「サイクリングロード優先」などから選べる。一般的な幹線道路で感じられる風景はどこもあまり代わり映えしない。ところがこの「裏道コース」を進むと思いがけない風景に出会うことがある。狭い住宅街、すでに廃道となったと思える草の道、地元の方しかとおらない小道、川に沿った小道、、、、。ハイキングコースも案内する。どこも新鮮な風景を感じることができる。この中で当然のように悪路に出会うことが多い。それでもグラベル自転車に乗っていることで躊躇することなく進んでいくことができる。ついでに、こうしたルートで急坂の場合もあるがグラベル自転車のギアは軽いので登り切ることができるケースが多い。

常にこのナビを使って走っているわけではないが自転車で走っている際に適当な目的地を設定してこの裏道優先のコースで案内してもらうようにしている。別にナビを使わなくても思いつきで走っていてもこうした思いがけないところには出会うことはある。ただ、この場合は安全と思えるところに向かう傾向があるので意外性はすくなくなると思う。ナビを使う有利な点はおおよその目的地に向かって進みながら意外性を感じることが出来るという点かな。

この日もおおよその目的地を設定してナビの案内通りに走っていると幹線道路から一歩入ったところで急に大きな自然の風景に入った。住宅が一軒だけ。小さな谷底には小川が流れている。
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そして川沿いの小道を進んでいくとだんだんと狭くなり夏草に覆われた小道になった。最終的にはこれ以上進めなくなり退却したがこの先がどうなっているか冬になったら再訪してみたい。

その帰り道でも思いがけず豊かに実った田園地帯に遭遇。長雨の合間の楽しいひとときでした。
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