花盛りの坂戸山

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山岳会OBの妻の実家を訪問。新潟県の南魚沼市にあるこの実家は代々の米農家だったが両親が他界し10年ほど前から空き家になっている。そこは兄弟の家族が時々訪れているそうだが今回は山岳会OBが数人集まった。

すぐ近くに坂戸山、標高634mの低山がある。地元では気軽に登山が楽しめる山のようだ。現地に到着してまず向かった。

麓の神社が登山口。登り始めてまもなくして遠くに白い高山が望めるようになった。苗場山、八海山、など越後の山々だ。眼下には米どころの水田が広がる。
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それなりの急登が続いた。
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しばらく登るとカタクリの群落が現れてきた。終わってみるとこの山はカタクリの花で覆われていると言ってもいいくらいに群落がそこかしこにあった。
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急登で体が火照ってきたが爽やかで冷たい風がすぐに冷やしてくれる。特段の汗を書くこともなく1時間ほどで頂上に到着。多くのハイカーがランチを楽しんでいた。頂上からは遠くに白い峰々が望める。なんとも絶景だ。

ここにもかつては山城があったようだすぐ先にある坂戸城址まで脚をのばしてみた。
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他の方々の到着を待って一緒にランチ。いつものカップラーメン。皆が20代の頃に登った山々を思いにふけながら眺めていた。八海山から尾瀬方面は5月合宿で苦労しながら縦走した山域だ。あれから50年近くになる。
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ゆっくりと下山の道すがらはなんともすばらしい花の群落が続いた。カタクリ、イチリンソウ、などの花が咲き乱れていた。
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下る途中にはまだ残雪が雪渓のように残っていた。ここは豪雪地帯だ。思いがけず雪渓下りとなった。
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634mの低山ながら素晴らしい眺望があり登山道はしっかりして安心して登れる。そして花々の饗宴を楽しめた。

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