登山家 山野井泰史、山野井妙子、小松由佳

キャプチャ

最近3人の登山家にメディアを通して接した。彼らの山に対する情熱を熱く感じた次第。

まず、沢木耕太郎のノンフィクション「凍」。登山家である山野井泰史、妙子夫妻がヒマラヤの難峰ギャチュンカン北壁にアタックした記録だ。この本がラジオドラマ化されてそれをPodCastで聞いた。

山野井は最近まで奥多摩に住み自給自足の生活をしてる。ある日熊と遭遇して怪我をしたというニュースを記憶している。今後は伊豆に居を移すとか。

世界最強のクライマーと呼ばれてソロ登山を続けてきて数々の記録をのこしてきた。その山野井が唯一信頼する妙子と1991年に結婚しザイルを結ぶことになった。そしてギャチュンカンに挑んで数々の困難にあいながらも登頂した。雪崩、3日に及ぶ8000mでのビバーク、、、などの描写がリアルに感じた。それよりも山にかける情熱が尋常ではない。

私も山が好きで若い頃から登ってきた。冬の北アルプスにも登った。沢登りもしてきた。それでも少しでもリスクがあると思うような山には行かなかった。そんな登山とは桁外れの困難な山に次々と挑戦している。困難な登攀が好きでたまらない様子だ。

もうひとりの登山家。小松由佳を知った。これもPodCastで知った。若くして日本人女性として初めてK2に到達した。その後は写真家として活躍している。爽やかな語りが新鮮だ。

この3人はいずれも遭難にあいながらも生きて帰ってきた。生きようと思っているかぎり生きて帰れるという信念を貫いてきた。

山野井泰史、妙子 2007年のオルカ登攀記録

小松由佳

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