浅間尾根山歩

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現役で毎日通勤していた頃は、「朝起きて天気がよかったら普段着のままで靴だけを履き替えて野山を歩きたい」のが小さな夢だった。

実際に退職したあとはときどきこんなことがあった。この日も朝からきれいに青空が広がって温かい。今日中に済ませる必要がある用事もないので9時半ころにでかけた。

浅間尾根は何回かでかけたことがあるので一人でも不安がない。先週の土曜日に降った雪が残っているかもしれないという期待を持ちながらでかけた。

一時間で目的の払沢の滝の駐車場に到着。すぐに歩き始めた。見慣れた景色を見ながら。いつもの兜造りの家も変わらず。
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浅間尾根はかつて甲州古道と呼ばれて甲斐国と武蔵国との通商路であった。その古道がハイキングコースとなっている。途中には当時からの茶店が残る。この店は年老いた姉妹が営んでいるが冬季は休業中。
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1時間ほど歩くと冬の樹林帯になる。気温は低いので歩いていても汗はでない。楽しい山歩きだ。そう、こんな山歩きをしたかった。
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あっという間に尾根の上にでると奥多摩の山々が目の前に広がる。尾根の展望台からは三頭山、御前山、大岳山、、、が一望できる。これらは7年ほど前に参加したハセツネのコースだ。71.5Kmを夜を徹して走ったものだ。だからこの展望台が好きだ。

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そして後方には富士山。
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風もなく温かい初春の陽射しをあびながら一時間ほどすごした。いい時間だ。

同じコースをもどった。里では春の花が咲いていた。
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9時半に出かけて4時には帰宅。おだやかないい一日だった。

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