蓼科合宿

画像の説明御射鹿池(みしゃかいけ)

山岳会OBOGの中の小グループのひとつ。その方々が6人蓼科に集合。

梅雨が明けずに不安定な天気が続いているがとにかく蓼科界隈に出かけてみた。

まずは御射鹿池。農業用水池としてつくられたそうだがその静寂さが魅力的で観光スポットにもなっている。特に東山魁夷の描いた「緑響く」と言う絵画はこの池をモチーフにしているということで有名になったそうだ。この絵の中の白馬はイメージで挿入したと思うがこの白馬で静寂さが強調されている気がする。
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同行者の数人が俳句を嗜んでいるのでそれぞれが発句をしてみた。私は「さざ波に みだるる木立 夏の日差し」

この御射鹿池の近くには明治温泉というひなびた温泉宿がある。
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その下の方に「おしどり隠しの滝」という滝がある。折からの雨で水量が豊富で豪快だ。なかなか良かった。
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そして少し移動して「身曾岐神社(みそぎじんじゃ)」。ここは日本古来の古神道を継承する神社で明治初頭に創建。この神社の建物は昭和61年に構築された比較的新しい神社だ。特に池に浮かぶ能楽堂が美しい。夏にはここで薪能が行われるそうだ。林の中の幻想的な環境になることでしょう。

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いろいろな所を巡ってからスーパーで食料の買い出し。夜は食事をしながら話にはずんだ。少し飲みすぎた。

翌日は「尖石縄文考古館」に行った。事前に学芸員の解説をお願いしてあったので担当の方がいろいろと解説してくれた。

くだんの学芸員は当初30分位話をすれば良いと思っていたようだが我々の聞く態度が積極的なのを感じたのか最終的には1時間半も説明してくれた。展示されている土器を漫然と見ると何も残らないが今回は大変勉強になった。
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特にこの近くで発見された「縄文のビーナス」という土偶は完全な形で発見された極めて貴重な土偶とのことで感銘を受けた。この時代の記録はこうした土器類しかないので限られた情報から様々な想像をして歴史を組み立てているようすが話から伝わってきた。
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2泊3日の楽しい時間でした。場所を提供してくれたメンバーの一人に感謝。秋には同じメンバーが引っ越した伊豆高原の新しいマンションにお邪魔することになっている。

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