SPAトレイルレース参加して限界を知る

キャプチャ

野反湖から草津温泉までの38Kmを走るトレイルレースに参加。トレイルレースは昨年6月の越後カントリーレース以来の1年ぶりだ。あのときは疲労で固形物が喉をとおらなくなり40kmの関門でタイムアウトになった。ランニング人生ではじめての途中棄権だった。そして会場に戻って風呂に入ったあとで嘔吐した。なにも出てこなかった。レース後半は固形物を採れなかったので胃の中にはなにもなかったようだ。爾来トレイルレースに対して少し臆病になっていた。

その前の昨年3月に75Kmのウルトラマラソンに参加した際には完走したが夜の飲食のあとで嘔吐した。初めての嘔吐だった。そして今回のレースでも完走したがその後に吐き気がして嘔吐した。それまでは長距離を走った後でも普通に飲食ができたものだ。

二年前まで何十回ものレースに参加してきたが一度も途中棄権をすることなく完走していた。当時はどんなレースでも完走できそうな気になっていた。自分の限界はどこなのか一度棄権をするまでのレースに参加してみたいと思っていた。ところが実際に棄権してみるとその棄権を恐れるようになった。

こうしたことを昨年から経験して自分の限界を少しづつ感じてきた。それまでの自分の限界を知りたいと言う疑問の回答が出たような気がした。楽しめる程度の辛さを感じながら走ってその後の飲食も楽しくしたい。それができる自分なりの閾値はトレールレースだったら30Km、マラソンだったら50Kmのようだ。これ以上のレースになると苦しみのほうが増えてしまいそう。

プロのアスリートだったらこの閾値を上げるためのあらゆる努力をするはず。でもアマチュアの旅人ランナーとしてはこうした努力をする意思は弱い。普段の生活をしながら楽しく走りたいと思う。

コメント


認証コード4192

コメントは管理者の承認後に表示されます。