霧島・高千穂峰

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山岳会OBOGでの登山。今回は霧島連山でまずは高千穂峰。古事記によるとここにニニギノミコトが天孫降臨したと言われている。また、坂本龍馬とお龍さんが来たときに竜馬が戯れに頂上にある逆鉾を引き抜いたと言う逸話がある。そんな山に登ってきた。

早朝の飛行機で鹿児島空港に12名の老人たちが集合。レンタカーで登山口の高千穂河原に。明るく晴れて日差しが強い。乾燥しているので風が心地よい。

ここはミヤマキリシマ(ツツジ)の群生で有名なところ。期待したほどではなかったが見ることができた。
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登りは小さな礫岩が表面に出て滑りやすい急登。登ってはずり落ちて苦労した。富士山の砂走りのようなところもある。
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高度を上げるとカルデラが見えてきた。遠くにも噴火の跡がのこる山がいくつも。このへんはまだ山が生きている感じがする。
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頂上には逆鉾があった。ここでのんびりと昼食。
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ゆっくりと下山してこの日の宿「新燃荘」。ひなびた温泉宿だがリニューアルした直後で真新しい。建物は普通の温泉宿の作りだが食器が素晴らしかった。温泉は青白く爽やか。露天がいくつもある。
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登るときは他の方々とペースを合わせてほぼ一緒に登るが下りは一足先に下山することが多い。今回もだいぶ早く下山して登山口で待っていたがその時の風がなんともごちそうだった。日差しが強く気温は高かったがひんやりとした爽やかな風で心地よかった。

いい一日でした。

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