日経xTech展

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東京国際展示場(ビックサイト)まででかけて日経BP主催のXECHを見てきた。
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このての展示会は無料なので時々でかけて世の中の技術レベルを感じることにしている。これまではコンピュータ関連だけの展示だったが名前が示すように複数の技術分野の複合展示会だ。そもそも現在のようにさまざまな技術分野が混ざり合ってそれぞれの技術を組み合わせた製品が増えているなかで日経BPはXTECHと呼ぶ雑誌、サイトを提供するようになった。

今回もコンピュータ関連のAI、ヘルスケア、建設などの分野の会社が展示していた。客は多くどのブースも賑わっていた。

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相変わらず若い女性が客引きのチラシを配っている。同時に景品も。カバン一杯の景品をもらったがこの手の景品は通常使い物にならないで捨てている。
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展示を見ていると今回は小規模な会社が多かった。いわゆる日立とかNECのような会社の展示はなし。そのせいか少し迫力にかけていた。皆小粒だった。大きな変革ではなく個別の業務の改善をサポートするような製品が殆どでこれでいいのか、と思えるほど。もっとダイナミックに大胆に改革しないと日本はアメリカ、中国のますます遅れてしまいそうな印象だった。

同じ国際展示場でロボット関連の展示をしていたので除いてみた。そこは元気だった。コンピュータ関連の展示場とは違って若い女性の呼び込みはほとんどない。大人のための展示という感じだ。そして展示しているのは実際に動くのが明確にわかるロボット。見ていると楽しい。そして説明している解説員も楽しそうだ。機械技術者はこういう製品を作るのが楽しいのでしょう。

最近のロボットには目がついているのが多い。つまり対象をカメラで捉えて画像認識し対象に応じた動作をする。物を掴んで掴んだものに応じて保管する場所を変えたりしていた。かつてカンブリア紀にそれまでの原始生物に目が付いたことで生物の種類が爆発的に増えたそうだ。今のロボットには適用できないかもしれないが新しい進歩であることは確か。

こうしてロボットの展示を見ているとやはり日本は物づくりで生き延びるのかもしれない。日本のロボット技術は世界でも負けないらしい。前半に見たコンピュータ、AI関連の展示を見てもその対比が明らかだ。

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