車、自転車、ランニングを組み合わせた旅「トライツーリング」を実践。旅行、登山を愛する元サラリーマンのつぶやき集

占冠村、自転車２題

当別町から占冠村。

その前に当別町のスウェーデンヒルズに立ち寄り。ここには住宅メーカーのスウェーデンハウスが建てた北欧風の住宅が立ち並ぶところ。小高いところに行くと並んでました。同じ色調で同じ様式の住宅がゆとりのある敷地に並んでいた。先日訪れたこの会社の営業員が教えてくれていたが偶然近くにあるとわかったので行ってみたが素敵な住宅地です。

この当別町は気候がスウェーデンと似ているということで北欧の風が吹くと言われている。SNSでいつもいろいろと地元のことを教えてもらっている方は実はこのスウェーデンハウスを退職されたらしい。と、いろいろと関連があるがこの住宅地の住宅は意外と小型で質素だ。高級住宅地ときいていたのでもう少し豪華な家かと想像していた。我が家の新居に採用するか？同じ品質の家だったらもう少し安い家でいいかな。

江別市、由仁町の実にのどかな農村地帯を進む。十勝の広大な農場と比べると狭いがそれでも本州の農場とくらべると大きい。米農家が多いようだ。

占冠村への山道は途中で夕張市に入る。この辺になるといったい何人の客が来るのだろうかと思えるような観光施設が時々登場する。とても立ち寄って買い物をする気持ちにはならない。

占冠村に入る直前に青巌峡に出るがここにはロッククライミングのメッカがある。立ち寄って急な坂道を歩いて登ると大きな岩がいくつも見えた。それぞれは１０－２０ｍほどでそれほど大きな岩ではないが登るには難易度がたかそう。カラビナなどの登攀用具が残っていた。もうこうした岩壁にチャレンジしようなどということは微塵も持ち合わせない。

道端の目立つところにある岩では若者がチャレンジしていたがオーバハングに手こずっていた。

そして村の中心部にある道の駅。

ここには無料のレンタル自転車があると聞いていたので試しに借りてみたい。通常のレンタル自転車は安価なママチャリだがここのはなんと立派なスポーツ自転車。立派なMTBやシクロクロスと呼ばれる自転車が１０台くらい揃っていた。運転免許証を提示して簡単に借りられた。

選んだのはGiantのシクロクロス。ロードバイクとMTBの中間のような自転車でドロップハンドル、ディスクブレーキ、３２ｍｍのスリックタイヤ、HIMANO CLARISと言う仕様。サドルの高さを調整しなかったので少し低すぎた。

シクロクロスは初めて乗ったがその乗り心地の良さに驚いた。まず走行が安定していて安心して走れる。タイヤがロードバイクのそれよりも太いせいでしょう。ロードバイクには乗るつもりはないがこれだったらこれからも乗ってみたいと思った。村内を１時間ほど走ってみた。交通量は少ないので安心して走れて心地よかった。

道の駅に戻ってみるとリカンベントと呼ばれる寝転んで走る自転車がおいてあった。旅行者らしく大きな荷物を積んでいた。持ち主と話をしたところかなりのツワモノであることが判明。オーストラリアから何回も訪れて自転車旅をたのしんでいるとか。フランスで行われるPBPと言うパリーブレストーパリ、の１２００Kmを４日足らずで走るイベントに６回も参加し完走しているとか。今回も北海道を９日間走るそうだ。

私と同年代。鮮やかに乗りこなして次の目的地に向かっていた。素晴らしい。先日、羊蹄山で出会ったあのかたにも刺激を受けたけどこの方もすごい。

村内を少しだけ走ってから貧相な宿の日帰り温泉。静かな道の駅です。

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