江差から真狩キャンプ場へ
江差のかもめ島駐車場をでてすぐ近くにある横山家を見学。ニシンで富を築いた家で江戸後期の住居だ。残念ながら今年の6月で一旦閉じているようで中には入れなかった。独特の板壁が灰色に年季が入っている。
江差も部分的に家屋のトーンを統一していて良い。松前と同じように黒瓦に白壁の家だ。こうして統一感をだすと落ち着いた感じになる。
江差を出てすぐに追分よさこいラインと呼ばれる国道を走った。これまでと同様に海岸のすぐ縁を走る。右側は山の斜面が迫っており斜面がそのまま海に潜り込んでいる感じだ。日本列島の生い立ちからすると我々は火山の中腹の狭い土地にすんでいることになる。この辺はその姿が顕著に現れており斜面と海岸との間の限られたスペースに道路と住居に使っている。道路の左はすぐに海の防波堤。右は家が並んでいる。
その海岸線は奇岩が次々と現れて飽きさせない。これも火山の噴火や地殻変動の産物でしょう。これが日本の風景を素晴らしいものにしている。
暫く進むとせたな町。前方の崖の上に展望台らしき建物を発見。すぐに向かってみた。そこは展望台と隣接するキャンプ場だった。高台からはせたな町や港が一望できる。
こんなキャンプ場だったら泊まってみたいと思ったがこの日は知り合いと真狩キャンプ場で会うことになるかも知れないということでこれは諦めた。
と、思っていると展望台に近いところで一人のライダーがいた。昨夜はここでテント泊したとか。なんともうらやましい。横浜からバイクで旅をしている彼とはあれこれと旅のことを夢中になって話した。楽しいひとときでした。
彼と別れてからまた同じ海岸沿いの道を北上。この日も暑くなった。気温は28度とのことだが日差しが肌をさすようだ。風があるので助かる。
そしてニセコに入った。まだ2時だがここにある黄金温泉に入った。ここはこの土地を所有する老夫婦が自力で作った温泉施設らしい。どこも手作り感がある。内湯が男女1つづつ。そして半混浴の露天。露天はそれぞれ分かれているが真ん中で落ち合うことができるようになっている。つまり除くことができる。この時間では誰もいなかったので写真を撮ってみた。
そしてこの日の宿泊は隣の真狩村にある真狩(まっかり)キャンプ場。ここは素晴らしい条件のキャンプ場だ。北斗のキャンプ場も良かったがここも良かった。
・自由に車を乗り入れることができる
・木の下の涼しい場所がある
・シャワーがある
・広々として気持ちい
・安い(一泊600円)
広大なキャンプ場はきれいに芝の手入れがしてあり今日も何人ものかたが芝を刈っている。
FaceBook上での知りあいでまだ会ったことが無い方が同じようにこの近辺を旅行中であり、機会があれば会いましょう、と連絡しあっていた。前日まではその方もここに来ると言っていたのでそれなりに楽しみにしていた。ところが当日になって予定変更したようで結局あうことはできず。せたな町のキャンプ場をあきらめてここまで来ただけにちょっとがっかりした。まあ、そもそも約束したわけではないのでいいけど。