松山での支援の最終日

3月に始まった松山でのITアドバイザーとしての仕事が予定通りに本日終了。最終日のこの日はこれまでの成果(情報化構想案)を経営者への報告会が行われた。

支援先のプロジェクトメンバーが交代で2時間かけて成果物の報告とこれからの計画を説明したが参加した経営者からは高い評価をしていただいた。

今回の支援の目的は当社の今後の情報化構想を作ること。そして社内で情報化を推進する人材を育成すること。

独立行政法人と言う公的な団体が行う事業なので民間の事業を圧迫するような事業を行うことはできない。内容はあくまでも「支援」でありこちら側から成果物を提供することはできない。支援先のメンバーとともに活動してその成果物を作成する支援を行うことになる。成果物を作り出す主体はあくまでも支援先のメンバーだ。そしてその支援をとおして社内の人材を育成すること。この意味で私の役割は打ち合わせをリードして成果物を作り出すプロセスを指導することだ。それでもこうした活動は支援先にとってははじめての体験であるためその支援も手取り足取りと言う感じになる。

今回の支援先は同族企業であり人材も資金も潤沢とは言えない。限られたリソースでなんとか利益を得ている状態だ。8回の支援をとおして特にプロジェクトリーダーが大きく成長したような気がする。最終日には彼から「このプロジェクトを通して考え方が変わってきた」と発言があった。彼は次期の社長とも思えるかたでその方がこの中でいろいろなことを吸収してきたのを感じていたので嬉しく思った。

コメント

  • 「支援」

    4か月間お疲れさまでした。支援した相手の方の「考え方が変わってきた」という言葉、アドバイザー冥利、ベテラン冥利(?)に尽きますね。羨ましいです。
    また機会があれば四国へ是非。今回の豪雨で愛媛県も相当被害を受けているようですので、ちょっと心配ですが。


  • Re: 「支援」

    >>1
    終わった後えいつも空港まで送っていただいていましたがその際にそう言われました。嬉しかったです。

    松山は終わりましたが来月頃から丸亀近辺の会社に行くことになりそうです。また四国です。縁がありますね。



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