ソフトバンクの株主総会

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ソフトバンクの株主総会がネット中継されていたのでずっと見ていた。この会社の株は持っていなかったがこの中継を見てからすぐに少しだけ購入した。なんとも乱暴な投資だがそんな気にさせる孫社長のプレゼンだった。

これからはソフトバンクグループの組織を「群戦略」と名付けて多くの会社のそれぞれを衛星的に拡大させる。それぞれは各分野で一番のユニコーン企業を買収してグループを拡大させるとか。ただし、それぞれは10-15%の持ち分だけを確保しそれぞれの会社の自由度を増す。成熟した企業は価値が上がった段階で売却し利益を得る。との戦略だそうだ。

現状のグループ内の企業はそれぞれが急成長しており近い将来が楽しみだそうだ。確かにここ数年で資本投資した会社の多くは巨大化している。

プレゼンでは孫社長による「いま(19日現在)の株価は8,070円。しかし、アリババ、スプリント、ヤフー、アーム、ソフトバンクビジョンファンドの企業価値を足すと実は2万3,000円分の価値がある。借金分の8,954円を引いても、1万4,000円分の価値がある」と説明。「ソフトバンク株を買わない理由はない。とのこと。これになんとなく納得してしまって株の購入となったしだい。一応、夢を見ていきます。

孫社長のこうしたプレゼンはよどみなく落ち着いた語り口、時には強く自信を持った口調で話をしている。説明の論理も明確。さすがです。

ソフトバンクの総会はいつも「孫ファンクラブ」と言われるらしい。参加者は皆好意的で質問の内容も高ぶったところも攻撃的なところも全く見られなかった。参加者は孫社長のプレゼンを聞きに来ている観客のようだ。

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