走ることの意義

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今日の日経新聞夕刊にプロトレイルランナーである鏑木毅氏のコラムがあった。

ヨーロッパで行われたUTMBと言うレースで前回の3位から今回は7位に落ちて世間一般からみると期待はずれの結果だった。しかし本人は過去のどのレースよりも努力し苦しさに耐えたレースであり成長できて満足できたとか。その経験から以下のように書いている。

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アスリート本人の評価の基準が、世間一般で考えるものと若干のズレを生じるというのはよくあることかもしれない。順位、タイムなど結果の如何に関わらず努力してきた過程をのちの人生にいかに生かせるか。そこに競技スポーツの真の意義があると私は考える。勝利すればそれは大きな自信となるだろうし、仮に敗北してもきっと悔しさを糧にできる。

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まさにいつも自分でも考えていることを表現していたので嬉しかった。忍耐力、困難への耐性、総じて「生き抜く力」を育むのがスポーツだと思う。健康になりたい、楽しい時間を持ちたい、ストレスを発散したい、、、という事でランニングすることも十分に考えられる。それでも最終的にはこの「生き抜く力」を身につけることだと思う。

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