周回トレイルラン@日原ー三ッドッケー酉谷山ー水松山ー天祖山ー日原

2017年11月07日12時15分51秒0001[1]

久しぶりで手応えのあるトレイルランをしてきた。奥多摩の奥の方にある小さな集落である日原を起点にして日原ー三ッドッケー酉谷山ー水松山ー天祖山ー日原をぐるっと回ってきた。30km。

天気もいいし暑くも寒くもなく最高の日和で初めからテンション最高。
あまり人が入らないコースなので登山口を探すにも一苦労。それでも7Kmの登りで尾根の上に登ってからは落ち葉フカフカの走りやすいトレイルが続いていて大興奮。当初は登山のつもりで大きなザックにフル装備を持参したのでちょっと重かったけど楽しくて走った走った。

東日原のバス停近くに10台ほどの駐車場がある。ここから道路を5分ほど登ると登山口のサインがあるのでそこを登るが薄い道を登ると民家の敷地に入る。この家の軒下を進むと割合明確な登山道。石や木の根が露出していない歩きやすい道が三ツドッケまで続く。汗をかきながらの7Km、2時間の普通の登り。ここで一区切り。

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三ツドッケから水松山までの11Kmがかつて味わったことのない極上のトレイル。深い落ち葉を蹴散らしながら平らな土のトレイルを走れる。尾根の斜面をトラバースする登山道はいくつかあるピークをすべて巻いてくれているので高低差は少なくトレイルランナー向けの道。ところどころに狭く切れている箇所があるが基本的に難易度は低い。

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ところが、下山に使った水松山から天祖山を経由した8Kmの尾根が曲者。かつて無いほどの緊張を強いられた急斜面の下りだった。落ち葉で滑るし。しかも、落ち葉で登山道が消えている箇所が多い。道が見えない時は、少し遠目に眺めてみると道が浮かび上がってくる、それでもだめなら木の枝の赤布、赤テープを探すときっと見つかる。間違っても谷筋に降りないこと。谷側は楽なので引き込まれるが厳禁だ。そんなことを考えながらも一度だけ谷側にすこしだけ降りてしまい立っているだけで滑り落ちそうな場所にでてしまいやっとの思いで登り返した。この時が一番緊張した時間。ツイッターで言われているとおりの難易度の高い尾根でした。しかも天祖山の登り返しが疲れた脚にこたえた。

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林道にでて一安心。下山してから林道を4Kmで出発点にもどった。

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登山開始が8:30。戻ったのが15:30。7時間でした。行動中はほとんど休み無し。秋の日は短いので時間との勝負でした。

この周回コースはエスケープルートが取れないのが難点。考えられる酉谷山から小川谷林道に降りるコースは通行止め、タワ尾根の頭からのタワ尾根はほとんど廃道でリスクが高過ぎる。周回の途中で戻るか行くかは正午に決めようと思って走っていた。

経験したことのないような極上のトレイル、反対に初めて経験するような急斜面の下りなど変化のある楽しい30Km。久しぶりで満腹です。
山の上の紅葉は終わり。下の方はこれからでした。

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