ITアドバイザの仕事

製造業経営情報化イメージ図20170621

3月から始まった支援も後半になり成果物が出来上がりつつある。この日は戦略マップがほぼ完成し優先システムの特定もした。顧客企業のプロジェクトメンバーはプロジェクト開始以来非常に協力的で順調に進んでいる。企業風土なのかメンバー間の関係が非常によい。お互いに仲の良い友達のように振る舞っている。打ち合わせをしていてもスムースに進んで助かる。

支援の内容については一緒に参加しているチーフアドバイザと呼ばれるもう一人に依存するケースが多い。今回の支援の進め方は彼がこれまで行ってきた方法論で進めている。その為、具体的にどのような成果物に仕上げるかと言う点では彼の指示にしたがって私は受け身で進んでいる。彼は業務システムの企画開発に40年関わってきた超ベテラン。支援の中で感じる彼の知識、経験の豊富さには頭が下がる。プロジェクトメンバーも十分このことは理解していると思う。一方、私は業務システムについて理屈では理解している。診断士としての経験やこれまでの数社での業務経験はあるが業務システムと言う点では彼と比較にならない。書籍からの学習を通して業務システムに対して理屈では理解はしていても実体験が彼と比べると格段に少ないわけだ。支援をする上でメンバーに対する説明も彼の説明は具体的。私は教科書に書いてある理屈しかできない。

このことから支援を進める中で私は彼から毎回学んでいる状態。支援と言う意味ではメンバーへの支援というよりも彼の補助と言う感じだ。すこし歯がゆいがこれが現状だ。次回のこうした支援の機会があればそのときはもう少し独り立ちして支援したいものだ。

コメント


認証コード8962

コメントは管理者の承認後に表示されます。