蔦木宿

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3月19日には岐阜県恵那市でクロスカントリーレースがある。ここに参加する予定なので例によって数日前からくるまで出かけた。もちろん高速道路は使わずに一般道を走った。高速道路は途中の立ち寄りができないので寂しい。退職者としてはお金はないけど時間はある。

彼岸の墓参りをちゃんと済ませてから昼過ぎに出発。甲州街道を走って道の駅蔦木宿には夕刻に到着。さっそく周辺をランニング。河川敷にはひろい建築用の砂利置き場があった。厳重に柵でかこままれた中に入り込んでしまい中々出口が見つからなかった。ところがこの資材置場は廃墟のような風景だ。砂利をトラックに詰め込む装置は赤錆びていて長い間使ってない様子。その下のトラックも同様に時間が止まったような感じがする。少し離れたところに積んである砂利は一部だけ運び出した様子が見られるので稼働はしているようだ。

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しばらく走ると旧宿場町の雰囲気が強い所に出た。どの家にも誇り高いような屋号の表札がかかっている。ところが暗くなって明かりが点いていない。空き家がめだつ。建物もホコリ高い。そんな家が甲州街道の両脇に並んでいた。途中にある案内板でここは蔦木宿ということが判明。なるほど。あの資材置場には岩田建材とあった。屋号にも岩田屋があった。疲弊した町の経済をたてなおそうと起業したのでしょう。ところがどの家も立派とはいえない。耐えられなくなった家は取り壊され歯が抜けたように空き地が見えている。

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街道の裏側は水田。細いあぜ道を走っていると石仏が静かに立っている。旅人で賑わった江戸時代には多くの人が行き交ったことでしょう。

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