東京経済大学講座

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完全アウエーの世界でした。狭い坂道を登って行く途中、反対方向からは授業を終えた若い学生がぞろぞろと降りてくる。汗を流しながら一人だけ逆方向に進んで目的の教室に入った。中規模の教室だ。すでに学生が50名ほど待っていた。皆若い学生。20歳前後でしょう。いや18歳かも知れない。

その中に白髪のオジサンが一人。

東京経済大学で行われる「資本市場の役割と証券投資」という14回におよぶ講座の一回目の講義に出た。大学のホームページに社会人も無償で参加できる講座がいくつか紹介されておりその中の一つを申し込んであった。どうやらこれは野村證券が提供するいわゆる冠講座のようだ。初回は当学の教授が担当し次回からは同社の社員が来て講義を行うようだ。

初回のこの日、初めてシラバスの説明があった。どうやら非常に基礎的な内容のようだ。当然かも知れない。これから社会にでてお金と関わることになる学生に対する講座なので当然だ。この分野については専門ではないが社会人を40年以上も送りその間には自分の限られた金融資産を貯金、株式、債権に投資してきた。そのためにはいろいろの本を読んだりネットで調べたりしてきた。大学でも基礎の経済の講座は取ってきた。こうしたバックグラウンドの自分にしてみると得る所が少ない講座のようだ。ということが分かった。

申込んだときには金融についてのもう少し専門的な内容を期待していたので期待はずれだった。残念でした。まあ、自分も専門外ながら若いころから比べるといろいろなことを学んできたものだ、と改めて認識して一人でほくそ笑んだ次第。

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