IoT

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IoT:Internet of Things 。ここ1,2年のキーワードの一つだ。現状を知りたかったのでセミナーにでかけた。日経BP社が主催した無料セミナー。このたぐいのセミナーは基本的に関連する企業の宣伝の場だ。それでも各社からの情報は役に立つ。

IoTとはあらゆる製品、機械、部品、がインターネットを経由して結ばれる。そして各種のデータを収集する。そのデータを分析し新たな情報を作り出す。その情報で顧客に新しいサービスを提供したり効率向上につなげる。こうした仕組みをIoTと言う。集まった膨大なデータを人工知能や超高速コンピュータを使って解析するのが前提だ。

こうした考え方が現実にどこまで実現されているのかIoTの現状のレベルが分かった。高級自動車のメーカーは注文にたいして納入する車の製造過程、流通過程でどのような状況かを逐次顧客がスマホで照会できるようになっている。プリンターメーカでは各プリンターがどのような状況か、故障した場合にどの部品が故障しているのか、消耗品は残っているか、、、、等々をインターネットを介して把握しており保守サービスに活かしている。

実用化範囲はまだ一部にとどまっているが基盤技術は用意されているようだ。今後数年で拡大しそうだ。

2020年ころには12兆円の市場になると想定されている。現在の情報システム関連市場が14兆円市場らしいのでこれに近い規模の新たな市場ができるわけだ。どんな新しい世界ができるか楽しみである。

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