米国共和党大会

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始まりました。共和党党大会。極端な発言で物議をかもしているトランプ氏が共和党の候補に指名されるでしょう。

年金生活者の特権として午前中はネット配信される党大会の様子をずっと見てました。次から次へと演者が登壇してスピーチ。当然ながらトランプ氏をたたえていかに彼が次期大統領として相応しいかと言うことを訴えていた。

誰もがよどみなく美しい言葉を並べて彼を賞賛する。本当なの?と思えるけどこの場ではそうしたことを話すことが礼儀なんでしょう。まるで結婚式の祝辞だ。そのスピーチが実に上手。

彼の奥様も登壇して立派なことを言った。よどみないスピーチで上手です。日本の総理大臣の奥様に同じことはできるかな。上手である必要がないのかもしれないが一つの能力として差があるような気がする。しかしながらこのスピーチの内容はいかにもスピーチライターが書いたような綺麗な言葉が並んだだけで心に訴えるものではない。

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各スピーカーとも会場の聴衆を惹きつけ一体感を醸成している。まるで宗教者のようだ。美しい言葉に惹かれて聴衆は酔っているようだ。それを当然のこととして楽しんでいるのかもしれない。何しろ党大会は4年に一度のお祭りだ。結果は分かっているのでそれまでを楽しんでいるのかもしれない。

彼らのスピーチは聴衆と対話しながら進めるのが上手い。自らの意見を聴衆に投げかける、間合いを置く、聴衆からの反応を見る。この間合が絶妙ですね。反応が波のように起こってUSA、USA、USA、の掛け声に変わる。日本で同じような間合いをとったらおそらく沈黙が続くでしょうね。難しい。

まあ、アメリカの特にWASPと呼ばれいる白人社会では表面的な体裁を守ることが重要ですから。

それにしても、もし彼が大統領になったら大きな変化が起こるでしょう。アメリカ社会は勿論日本との関係でも悪い影響が出ないことを祈るのみ。

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