2016.05.27
カテゴリ:くるま旅
一ヶ月にして稚内
ここも終着駅である稚内。最北端のうら寂しいイメージとは異なって明るい太陽に照らされて稚内の街は眩しかった。稚内駅を兼ねる道の駅も白が基調で明るい。港には新しいCrownPlazaホテルもある。アメリカ出張時には時々お世話になったのでなつかしい。
稚内までの道
オロロン鳥の町幌内から稚内までは相変わらず広々とした牧場が続く。日本海に沿ったオロロンラインから内陸にはいるとそこは10年前に自転車で通過したところだ。当時走った同じ道路は見つけることができなかったが同じような景色を見ながらのドライブで感傷的になった。あれから10年。
大きく立派な牧場の施設があるのとは対照的に離農したと思える酪農の施設も多く見られた。窓ガラス越しに中を見ると部屋の中は日常がそのまま残っている。どんな状況でこの家を離れたのか想像すると胸が苦しくなる。負け組になってしまった訳だ。大きな投資が必要になる北海道の農業経営は大きな利益を生む可能性がある反面、こうした失敗のリスクも大きいと想像する。
稚内
丘の上のキャンプ場に行ってみた。ここは無料。しかも水の補給、ゴミの処理もできるので魅力を感じたが一人だけになりそうなので下って港にある道の駅に移動した。せっかくの高台だが木にじゃまされて港は見渡せない。
これ以外は動かないで買物して温泉に入って休んだ。久しぶりで100Km以上の移動だった。