狩勝トレイルレース参加して民宿に
距離が20Kmと心配ないレースでもレースがあるとそれなりに緊張して体調管理を心がけるものだ。前日は休養日にして旅行に出発する前に申し込んであった「狩勝トレイルレース」に参加した。旧狩勝線の廃線跡を走る20Kmのコースだ。
会場は北海道らしい緑の芝生と木々が新緑で美しい広場だった。廃線前に使われていた蒸気機関車が展示してあった。旧新内駅の駅舎も残してある公園だ。参加者は320人と少なく家族も応援に来ている。皆、広場に集まって開会式。この日は晴天が続き気温は30度を越えている。それでも木陰に入るとさわやかな風でひんやりする。
コースは基本的に廃線跡。つまり線路が敷いてあった場所なので勾配もキツくない。狩勝峠の隧道が最高地点でそこまでが登り。この峠は世界3大車窓の景観だそうだ。実際にいい景観だが世界3大景観とは思えない。
道はほとんど平坦な砂利道で傾斜もゆるやか。まるで地元の狭山丘陵を走っている
ようだった。きつい坂道にあえぐこともなく淡々と写真を取る時と水を補給するとき以外は止まることなく走った。歩かないこと、これがサロマウルトラマラソン対策として自分に課した課題なのでこれはクリアできた。
特に感慨もなく終わったあとは指定の温泉に行って休憩、そして昼食。のんびりできました。
予約した「お宿たけ」は有意義でした
たまには布団の上で寝たいので民宿を前日予約した。ここは実に興味深い主人が営む民宿だった。7年前に単身で北海道に来てこの民宿を開いた。奥んは滋賀県に残してあり時々訪れているそうだ。滋賀県では消防署に働きながら農業をしていたそうだ。その間何回もオートバイで北海道をおとずれていた。60歳の定年と同時に北海道に渡り各地を調べてここ新得町の分譲地300坪購入して建物を立てたとか。一階が居間、台所、トイレ、風呂、そして主人の部屋。二階にお客用の部屋4つとトイレ。木造のしっかりした家だ。車とバイク置き場、そしてストーブで薪の置き場が前庭にある。暖房は居間にあるストーブだけとか。これだけで家全体が十分温まるらしい。調理師の免許を持ち建築にも野菜作りにも詳しいようだ。一人でこうして民宿を営むには様々な知識を持っている必要があると思う。そんな総合的な知識。を持ちあわせている。そしてそのために勉強している。
夕食の料理を食べながら酒を飲んだ。3時間位、その主人からいろいろな話を聞いた。北海道に来ていろいろな疑問が湧いていたがその話のなかからその疑問の多くに対して答えを得たようなきがする。同年輩の方とのいい時間だった。
鹿追のおしゃれなレストラン
トレイルレースに行く前に行ってみた。鹿追町の中心を通る道路にあるカントリーパパ。アメリカンだ。
今日の記録
風呂
くったり温泉レイク・イン