八重山トレイルレース
久しぶりで手応えのあるトレイルレースでした。山梨県上野原市で行われた八重山トレイルレース。2年前のハセツネ以来参加したトレイルレースは20Km程度のショートばかりで楽に走ってきた。今回は38Kmで手応え十分、と言うか打ちのめされてゴールした次第。
コースは一部ハセツネの第二区間と被っている以外は基本的にあまり人が入っていない山道。そのため路面は柔らかな土で木の根とか石は皆無で非常に走りやすい。上り下りともに傾斜は緩やかですが水平部分は非常に少ない。舗装路は全体の2割くらい。
山の斜面にある民家の庭先を通過したりして変化があるコースです。基本は樹林帯ですがときどき民家と畑がある斜面にでると素晴らしい里山を見下ろせる。例によって最初の数Kmは渋滞がひどいがすぐにバラけて解消する。
山梨県上野原市が地域をあげて応援しているだけあって地域の婦人会、自治会、消防団等の団体が給水、道案内してくれる。民家の庭先が給水所になっていたりして各家の庭先からの応援が嬉しい。人口の少ないこの地域の全員が関わっているような感じ。
給水所が4ヶ所あるが「給水」であり水以外にはバナナ、梅干し、すこしだけお菓子があるだけ。行動食は各自で用意する必要がある。
さて、こんなレースでしたが高い湿度の中走り始めた直後の登りから汗が吹き出し15Km位ですでに脚が売り切れ。ショートコースのゴールである22Kmの中間地点でリタイアも頭をかすめるほど。二年前のハセツネ以来参加したトレイルレースは皆20Km程度だったので久しぶりの距離だったり先月の長い旅行の疲れが蓄積していたのかも知れない。(加齢によるものだとも言われました)。元気だったら最高に楽しめる長い緩やかなくだりの場面でも歩く早さで走ったしだい。情けない姿でした。
こうして地元の方々とふれあい、庭先を通らせてもらって生活を垣間見ることができる大会です。願わくば7時間半の制限時間をもう少し伸ばしてもう少しゆっくりと楽しみたいところです。力のあるランナーだったら走れるところが多いと思う。我が家からは車で1時間なので来年はもう少し楽に走ってみたいものです。