2015.05.31
カテゴリ:地域活動
郷土の歴史
みちのくの旅の中で各地の郷土資料館を訪れてきた。その土地の現在だけでなく過去の歴史を知りたかった。ひるがえって自分が住んでいる街の郷土資料館にはまだ行ったことがない。近いうちに是非とも行って見る予定。
その前に、郷土の歴史を解説してくれる格好の企画があったので参加した。実に簡潔に説明してもらい役に立った。
江戸時代から狭山丘陵の麓に集落ができ南にある原野に新田開発をしてきた経緯。街道ができて現在の主要道と過去の街道との地理的な関係。かつての集落が現在の自治体の区分けと一致していたりかつての街道の一部が身近に残っていたりいろいろなことがわかった。当市は南に向かって開墾したのに対して南にある砂川集落は北に向かって残堀川に沿って開墾をしてきた。その名残が当市と立川市との境界線に現れている。なるほど、と言う情報だ。
その他にもかつて計画されて実現しなかった2つの鉄道敷設についても説明された。昭和36年には吉祥寺ー三鷹ー村山ー瑞穂ー青梅ー秩父を結ぶ武州鉄道の計画は数々の汚職事件によって実現しなかったらしい。これが実現していたらこの辺も大きく変わっていたかもしれない。子供の頃の話だがそれほど昔のことでもない。
2時間があっという間にすぎた。これからも郷土の歴史を調べていきたいと感じた次第。