5月25日 月山神社本宮参拝
特別な信仰心があるわけではないが今回の旅の主要な目的地の一つとして羽黒三山があった。昨日までにすでに羽黒山神社、湯殿山神社は参拝してきた。残るは月山神社本宮。ここにいくことは月山に登るということ。この時期はまだ大量の雪が残っているし天気が悪くなると冬山に戻るので安易に登ることはできない。今回も冬山の装備は車に積んで来ているので天気次第で登るつもりだった。
快晴の中、実現できました。
安定した天気が続くとの天気予報を聞いて月山スキー場の駐車場に。ここまでの道路は冬季は閉鎖されておりつい最近開通したばかりだ。リフトを使って1400m位の地点まで一気に登ると湯殿山、遠くは飯豊山が望める。
まず姥ヶ岳まで直登。板を担いで登るスキーヤーもわずかにいる。雪はザラメ状で柔らかい。アイゼンは使わずにキックステップで登れる。20分ほどで姥ヶ岳山頂。
ここから稜線を月山の方向に進む。広大な雪原なのでどこでも自由に歩ける。上部は夏道がでてくるのでここを進む。ほとんど休みを撮らずに姥ヶ岳から1時間ほどで神社に到着。小屋も神社もまだ冬のまま。誰もいない。風もほとんどなく遠くに微かに鳥の鳴き声がするだけ。
下る際に数人の登山者とすれ違った。下りは早い。靴をスキー代わりにして滑りながら調子よくどんどん下った。どこでも下れる。登ったコースとは少し別の夏道に近いコースを下ってみた。遠くに雪山を見ながらなんとも楽しい時間だった。
ところが調子に乗りすぎて下り過ぎた。GPSを見ると目的地の駐車場よりも少し下りすぎてしまった。ここまで下るとところどころに木が密集したヤブがでてくる。駐車場に向かって登り返し、そしてこのヤブの中を3回ほど突き進んだ。結局登りに使った時間と同じくらいの時間で下ってきた。
駐車場に戻ってそこの管理人のおじさん二人といろいろと話しに弾んだ。かなり気をつけて標準語に近い言葉を使っているのがよくわかった。
これにて目標のひとつが完了。満足です。