5月12日 久慈ー小袖海岸ー田野畑

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天然の「ほら」って始めての経験でした。困難を乗り越えてやっとのことで味わうことができました。日本酒にあいますね。そして久しぶりのサイクリング。3年ぶりくらいのスポーツ自転車でのサイクリングが楽しかった。

小袖海岸

連続ドラマ「甘ちゃん」で有名になった久慈市。三陸鉄道の駅員は観光客になにかと接待。大事な収入源です。となりのJR久慈駅はそっけない。残念ながら「甘ちゃん」は見てなかった。ちょうど通勤途中だしね。なので有名スポットの知識はない。駅前の「甘ちゃん」ハウスではロケーションの時の資料を展示している。甘ちゃんで聞いている地名と現実の地名がことなることさえ知らずに担当の方に聞いて笑われてしまった。

とにかく、この日は車を久慈市内の道の駅に駐車して自転車で出かけた。ドラマで有名な場所は小袖海岸にあるとのことで10Km先まで走った。入江が入り組んだ海岸に沿って狭い道が走っている。自転車できてよかった。車で来たら対向車のことが心配になったでしょう。工事の大型車が行き交っている。ドラマの舞台に到着すると観光客は数人だけ。確かに風光明媚な場所だ。大きな岩がそびえている。こうした風景は昨日の種差海岸でもみかけた。こうした風景に免疫ができたきたようだ。それよりもここまでのサイクリングが楽しかった。久々の感覚。向かい風に向かって大腿筋を使って突き進む時の疲労感を味わった。

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はまなす亭

知人Kさんが仕事上で旧知の方Nさんを紹介してくれた。洋野町にある食堂「はまなす亭」で出される天然の「ほや」がいいらしい。この店は久慈の北になるので戻る形になるがせっかくなので向かった。ようやく探し当てた店はなんと「本日休業」。たまたまここに来た地元の方が「産直センター店」は開いていますよ、とのことで3Kmほど先の「産直センター」に向かった。ここにあった。中に入ってNさんを呼び出してもらって「東京のKさんの紹介できました」と言うとすぐには理解できす。ちょっと心配になったがすぐに「ああ、横浜のKさんね」と理解してくれた。そうだ彼は横浜で働いているんだ。

ところが、この店のメニューには楽しみにしていた「ほや」はないとのこと。本日休業の店にはあるらしい。やはり「ほや」は無理か、と思っていたらKさんの名前で店の方が「ほや」の刺し身を特別に用意してくれた。ありがとう、Kさん。「ほや」は始めてだ。見た目はグロテスクだが歯ごたえがあり非常にうまい。日本酒と一緒に食べるべきだ。

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田野畑村民族資料館

はまなす亭からは宿泊地の「道の駅たのはた」に向けてひたすら浜街道を走った。途中は道路工事、護岸工事、造成工事がいろいろなところで行われていた。まさに三陸の復興工事だ。入江になったところは完全に整地されて工事が行わていた。かつてはここに集落があったことでしょう。

途中、「田野畑村民族資料館」に立ち寄った。立派な資料館だ。ここでは田野畑村を中心に江戸末期に起こった「三閉伊一揆」関連の資料が展示してあった。こんな田舎の村にしてはおしゃれで立派な施設だ。この日も来館者は私だけ。対応してくれた職員といろいろな話をしながら見て回った。ペリーが浦賀にきているころに南部藩で3万人を越す農民、漁民などによる一揆が二度にわたって起こったとか。この情報は幕府には伝わっておらず歴史上では重要視されてこなかった。しかし、この一揆は藩政を否定し近代への扉を開けた一揆として評価する人もいるらしい。さらに、指導性、組織性、論理性、の面で一級の一揆だそうだ。一連の情報は始めて知りました。こうして各地の歴史を学びながらの旅もいいものだ。

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