今年も足利峠ラン
恒例の足柄峠ランに行ってきましたが最後に不思議な体験をしました。からかわれたのか、おちょくられたのか、ギャグなのか。
前職のランニングサークルの方々と毎年正月に足柄峠ランをしている。今年は１１日に決まったがその日は甥の誕生日なので参加できず。ということで一人で行ってきました。
天気は快晴、ほとんど無風。それほど寒くない快適な朝でした。いつものように山北町健康福祉センターで着替えてロッカーに荷物をあずけて出発。
今日は通販で７０％引きで購入したB級シューズのためし履き。フィット感はいい。
今日も目標は「歩かないで峠まで走ること」。５Kmほどで矢倉沢の公民館。スルーして登りにかかる。一人だけ、タッタッタと気持ちよさそうな靴の音をたててランナーが下ってきた。ずいぶんと早い。地元のランナーでしょう。いつもどおりに淡々と静かな道を走る。登る途中には足柄古道のサインが各所にある。いつかゆっくりとここを歩いてみたい。ただ、新しい自動車道路を時々横切るのが興ざめでしょう。
１時間半で足柄城址に到着。予定通り。いつも通りに真っ白い富士山が出迎えてくれた。
平日のせいかハイカーが一人だけいた。１０分ほどの滞在ですぐに帰路についた。
足柄峠は登り切ると満足感で一杯。帰路は気持ちがとくに軽い。矢倉沢公会堂の近くには近所の農家が提供しているみかんが目に止まった。「良心箱」と言うネーミングが気に入った。そして、いつも気になっていた「酒水の滝」。大きな看板がめだつがまだ行ったことがなかった。
一人で来たので道をそれて遊歩道を進んでみた。５００ｍほどで滝が見えた。百名瀑と言うふれこみだが普通。特に感激はない。湧き水は名水として有名らしいがこれは良かった。柔らかく飲みやすかった。
平日のせいかここにも人は少なく一人だけお嬢さんがいた。この方に写真を撮ってもらおうと、「シャッターを押していただけますか」と言ってiPhoneを渡すとなんと私を無視して滝の写真をバシャバシャ撮り始めた。慌てて写真に入れる場所に移動して滝の写真にいれてもらった。驚いた。確かにシャッターを押してくれた。押してくれと頼まれたから押しただけ、と言われそうだ。素直な方なのかな。私をからかったのかな。彼女のギャグかな。