2014.08.16
カテゴリ：仕事
Xデーは１０月１７日
我が社は６５歳の誕生月の月末が定年退職の日になる。１０月が誕生日の私は今年の１０月。これから有休を何日か使って１０月１７日が最終出社日になりそうだ。あと２ヶ月。
いよいよ最後のゴールに飛び込む瞬間が近づいてきた。マラソンレースで言えば４２．１Kmを走って残りの９５ｍを疾走している状況か。ゴール前の花道の両脇には多くの観衆が詰めかけゴールする選手を声援し、称える。選手はゴールできる喜びで興奮し満足感とゴールできるという安心感が混ざり合っている。目標とする時間に間に合うかきわどい場合には最後の力を振り絞って目標時間を達成しようとする。でも今はそうした状況ではない。ゆとりを持ってゴールを目指している。
こうしたマラソンのゴール前の選手と同じ気持ちを感じている。と同時に今はゴールした後の生活に不安と期待とを感じている。ゴールしたあとの生活。これまでのサラリーマンとして毎日出勤して夜になって帰るという生活とはかけ離れた生活になるはず。この新しい生活をどう過ごすか。どんな生活が待っているか。
学生が卒業してそれまでの学生生活を終えて新社会人となる前の不安と緊張、期待。同じかも知れない。
少し前にも何回も書いてきたように今年になって定年後に何をすればいいのか、定年後の生きがいをどこに見出すか、と言ったテーマの本を何冊も読んできた。いろいろな可能性を検討し、やりたいことは山ほどある。でもそれを実行できるかという不安もある。いろいろなことを実行する意欲が続くのだろうか。必要に迫られた仕事は当然してきた。必要に迫られないことをどれだけできるか。不安がある。