雲洞庵(うんとうあん)

2014-07-21 14
山岳会OBOGの7人で訪問。翌日の登山の前の余暇のひとときでした。直江兼続が幼少のころに教育をうけたことで有名だそうだ。室町時代に上杉憲実が開山。奈良時代に作られた庵をもとにしている。日本一の庵寺だそうだ。

大きな杉の木立に囲まれた建物は塗り物がない材木の素のままの姿。質素な趣があり落ち着いている。赤門と呼ばれる門だけは朱に塗られているが派手さはない。そこから続く80mの参道には法華経の一字一句が石に刻まれて埋まっているそうだ。そしてすぐ左にはこれも質素な客間がある建物が見える。いい感じだ。
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1700年代初めに再建された本堂に入ると広間があり立派な彫刻がほどこされた欄間がある。

この本堂には広間に入って見学ができる。通常、廊下から見るだけだがここは自由に入ってかまわない。ここは県の文化財に指定されているが実際に檀家の仏事に使用されている。今回同行した方の奥様の実家がこの地域にあり法事はここで行うらしい。檀家の位牌が並んでいる。

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庭も十分に手入れされている。

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いい寺でした。

数百年に渡る寺の歴史を物語る宝物館が内部にあり数々の貴重な品が展示されていた。武田信玄公が書いたという書状も展示されていた。実に達筆。かつての武将の教養の高さを感じた。
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