2014.03.21
カテゴリ:読書
自分のからだのこと
からだの動きを伝えことは難しい。トップレベルのアスリートが自分の動きを説明するときには不思議な表現をする。少なくとも私には理解が困難だ。
スピードスケートの清水宏保選手は滑るときに「力をいれるのではなく、力を動かす」と説明したらしい。あのイチローもTVのインタビューで自分のプレーについて不思議な表現をする。
人間の体の動きは不思議だ。筋肉と骨と関節を使って様々な感動的なプレーをするアスリート。トップアスリートは一般の方の動きとは微妙な動きの差があるはず。その差を表現するために不思議な表現をする。その不思議さをすこしでも理解し、体の動きをトップアスリートに近づけたいと思いながら何冊も本を読んできた。からだの構造とか仕組みについては少しは理解できた。
ところが体の動きについてはその本の中にも不思議な表現がされていて理解困難。
この辺のことはアスリートにかぎらず声楽家にも当てはまるようだ。合唱指導の先生は声の出し方について不思議な表現をしていた。その表現を理解するのが困難だった。
こうした表現は自分でできるようになって初めて理解できた、と感じるのかも知れない。