足柄峠ラン

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足柄峠は神奈川県山北町(相模の国)と静岡県御殿場市(駿河の国)の間にある標高700m余の峠。ランニングクラブのMyStarの岩本氏が練習コースとしてその著作で何回も紹介している。爾来多くのランナーが訪れるようになった。御殿場線山北駅から峠まで片道13Km。標高差が約600m.ここを往復する練習は脚力を鍛えるのに絶好、だそうだ。

ここには過去3年で何回も訪れてきたが今回も職場のランニングサークルの方々と来た。駅の隣にある健康センターのロッカーに着替えを預けて出発。

5Kmほどで矢倉沢の公民館がる。いつもここまでは一緒にウォームアップで走る。ここからはマイペースで各自が走る。約束は一度も歩みを止めないということだけ。

公民館から3Kmほどで地蔵トンネルになる。ここまでは穏やかな登り。ここからが本番の登りになる。地蔵トンネルからは徐々に傾斜がきつくなり最後の3Kmが非常にきつい。道はつづら折れになり後ろから続く人たちを見ることができる。誰もが黙々と走る。車は殆ど来ないので静か。ランナーの息遣いだけが聞こえる。

最も傾斜がきついところでは歩くようなスピードで走る。

何回も道を折り返してようようにしてピークにつく。一旦下ったところに見晴らしがある。ここからは御殿場の街並みを土台にしてドッカーンと富士山がその麓から見える。残念ながら今回は曇っていて見えなかったがいつもは豪快に見える。

雪が舞っていたこの日は見晴台での休憩もそこそこにして下った。件は重力にまかせて足を出すだけ。でも一歩一歩にずしりと力が入って体力を使う。下りも休みなく走る。この日は調子よく走れた。

駅の近くの健康センターで全員が合流してここにある風呂で汗を流した。

そして駅前の「しみず食堂」で新年会。ここはまさに昭和の駅前食堂。山北駅も2年ほど前に無人化され駅前にも人通りがすくなくなりこの店も一旦休業した。ところが1年前にまた再開してくれた。いつも使っていたお店なので嬉しい。

母娘で営むこの店は実に良心的に心を込めてもてなしてくれる。豪華な品揃えはないが気持ちいがこもったもてなしをしてくれる。いつまでもこうしたお店を続けてほしい。

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