ラーメンと蔵の街・喜多方

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象潟(キサカタ)から羽越線、信越線、磐梯西線を使ってはるばると喜多方(キタカタ)で途中下車。ラーメンと蔵の街を散策した。こじんまりとしたいい街ですが観光客は風評被害でまだ少ないようだ。


喜多方の駅に一人で降り立ったのは夜の7:49.その頃は他のメンバーは新潟から新幹線で東京に着いているはず。駅前には人がほとんど見られない。駅前からまっすぐに進む大きな通りを進がお店はすべて閉まっており薄暗い。地方都市にはいつもこんな寂しさがある。東京が異常なのかもしれない。

しばらく歩くとお囃子の音が周囲の暗さとか静かさと不釣り合いのように聞こえてきた。ちかづくとお囃子の練習をしていた。来週の週末にお祭りがあるらしい。
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ホテルに投宿。夕食がまだなのでラーメンを食べようとホテルの方に聞いて出かけた。ところが日曜日の夜。その店は閉まっていた。仕方なく明かりがついている近くの居酒屋でビールとお酒。一応空腹感は満たされたので出てみるとすぐ近くにネオンが「ラーメン」と光っていた。早速、そのお店で初めての喜多方ラーメン。



翌日は早く起きた。5時半ころから旅ランをすべく着替えて外に出た。曇り空。気温は高くない。街にはだれも歩いていない。観光地図をみながら走り始めるとすぐに蔵、蔵、、、が見える。いずれも大正、昭和の時代に作られたそうだ。その蔵をお店として利用したり住居としたり物置にしたりして利用している。現在は通りに面した蔵を改造してお店にしているところが多い。

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そして、ここは酒蔵も多い。いろいろな銘柄のお酒をつくっている。それぞれの酒蔵も立派だ。なかでも幕末から酒造をはじめ味噌、醤油の製造販売で財をなした甲斐家の蔵座敷が有名だ。有形文化財にも指定されているので見学した。大正の初めに7年をかけて作った贅沢な51畳の座敷。かつての応接間は3.11までは喫茶店として開放していたがその後の風評被害で客がこなくなりこの喫茶店は閉めていた。座敷と庭だけを開放。窓越しに見るにつか豪華な椅子とテーブル、そして螺旋階段がかすかに見えた。ここでコーヒーを飲んでみたかったので残念である。
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蔵の町は昭和のにおいがする建物もたくさん残っている。
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そして蔵を使った喫茶店も風情がある。
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なつかしい駄菓子を売っている店では観光客と思える家族がいておじいさんがうれしそうに孫に駄菓子を買っていた。
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結局、朝の1時間ほどで街の主要な観光スポットは走り終えた。ここは8Kmほどのランで観られるくらいの大きさの街だ。ほとんどが二階建ての木造。それ以上のビルは非常に少ない。走っていると小さな路地がすぐに気になる。その都度入り込むとそこに生活の匂いがする。こんな旅ランは楽しいものだ。一通りの場所を走って回って、そのあとで気になる所をゆっくりと見学、と言うパターンが効率的だ。

喜多方を離れる直前にラーメンをもう一度。美味でした。
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思い残すことなく再び磐越西線で郡山まで行きそこから新幹線で帰宅。

たのしい4日間でした。

コメント

  • 良い旅ですね。自転車よりもRUNが小回りが利いてよいかも。
    山に登ってラーメンを食べに周る、ほかの人はビックリ(あきれて)いるのでしょうか。


  • Re:

    >>1
    街を見るのに車、自転車、ラン、歩き、、、それぞれのスピードに合った見方ができるでしょうね。確かに、なぜ喜多方?言われました。単に夏休みでまっすぐに帰るのがもったいなかっただけですが。



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