オペのライブ研修

わが社は医療機器の販売をしている。今日は研修の一環として実際の手術の見学をしてきた。

わが社の製品を使っていただいている某クリニックに30名近くの社員がおしかけて手術の様子をライブで見学した次第。この会社に入社して二十年近くが経つが机上での製品研修は何回か受けたが実際の手術の見学の機会はこれまでなかった。製品担当の営業員、マーケティング担当は当然のことながら現場体験はしている。私のような間接部門の社員にはあまりこうした機会がない。と言うことで今回は貴重な体験だった。

今回は手術と言ってもカテーテル、ステントを使った検査、治療だ。

小規模なクリニックだったが立派な研修室がありそこには大きなスクリーンが2つある。そこにオペ室の映像が中継され、術者と研修室の方との会話ができるようになっていた。研修室には院長先生がおり、手術室の医師が手術を進める中で会話をしながら我々に解説をしてくれた。

今回はカテーテルを使ったPCI治療が主でペースメーカーの埋め込みも一件あった。次々と患者さんがオペ室に入り検査、治療をしていた。基本はレントゲン映像をみながらカテーテルを挿入、同時に超音波で血管内の映像を見ながらの処置をしていた。血管内を見ながらの処置などは過去にはできなかったはずだ。その医療機器の能力、そしてそれを使いこなす医師の技術に驚いた。研修室の院長と担当医師との会話は専門用語の集まりで理解不能。解説がついても難しかった。冠動脈の枝分かれした血管のひとつひとつに名称が付けられそれを特定している会話には付いていけない。これが専門家のすることなのでしょう。

専門家の意味することに感動した一日だった。

ちなみに、前日に現地に入り昨夜は楽しい前夜祭でした。仕事ですが。。。。

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