蔵の街「栃木市」と蘭学の街「壬生町」探訪

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栃木県壬生町の企業を中小機構の仕事でおとずれている。今回は2回目。

前日の19日に栃木市のホテルにチェックインし早速探検ラン。前回は小雨の中を走ったがこの日は晴れていた。

中心街から前回と同じように巴波川に沿って走ってまずは市内の「嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区」を目指した。ここには江戸末期から明治の建造物が集中している。こうした重伝建地区にはたくさんでかけてきたがここは現在も使用中の家屋が多かった。店舗、事務所としてりっぱに機能しているようだ。

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ところどころには古い建造物を利用したおしゃれなカフェも。若いかたがいた。こうして若い方々が伝統建築をまもってくれると嬉しい。

地図をみると「合戦場」という興味深い駅があることが判明。向かってみると周辺はしずかな住宅がまばらにあるだけ。駅の周辺にも由緒書がない。GoogleMapを見たらこんな解説を誰かがアップしていた。

「かっせんば」です。 “大永三年十一月三日宇都宮忠綱と都賀の河原田に於いて戰ふて(皆川宗成は)敗死した、今其處を合戰場と云ふ”(田代善吉著「栃木縣史 巻七古城址編」188頁)

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10Km以上走って暗くなる頃にホテルに戻った。途中で食料を調達していつものように部屋飲み。外食しようかとも思ったがこれが一番リラックスできる。

そして翌日。20日。

目的の企業での仕事が終わってから壬生町を歩いてみた。ここは江戸時代には壬生藩が置かれていた。壬生城もあった。城址には町役場や町民会館、図書館がある。

ここは蘭学者の町。江戸後期には多くの蘭学者がすんでいたそうだ。その末裔がまだ住んでいるようでその邸宅があった。すばらしい明治初期の家屋だ。
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栃木の片田舎にこうして歴史がある町があることを発見して嬉しかった。

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