2019.11.16
カテゴリ:登山
鹿俣山(かのまたやま)
山岳会OBOGによる秋の登山。この日は群馬県沼田市にある鹿俣山。たんばらスキー場近くにある。今回は8名の参加。
いつものように東川口で待ち合わせて3時間かけて現地に。そらば薄曇り空気はぴりっと冬の気配。
紅葉を期待していたが道すがらの里山できれいに見えた。山に昇るにつれて木々の葉はすべて落ちていた。
ふかふかの登山道は木の根も石も露出していないで歩きやすい。スキー場から標高差300mのこの山は斜度も緩やか。息がきれることなくゆっくりと登った。時折風が強くなり小雨もぱらついた。遠くの上越の高山は厚い雲の中だ。きっと冬山の様相を呈していることでしょう。
2時間ほどで頂上に到着。この頃には風も止み日差しも出て暖かくなった。見渡すと赤城山の稜線がきれいだ。眼下には玉原ダム。
周回コースを下るとスキーのゲレンデにでた。途中にブナの林がある。静かな山道。落ち葉が深くサクサクと音が静寂を破る。
「登山靴 落ち葉が騒ぐ ブナの道」
「ブナの道 静寂破る 登山靴」
下りの道は傾斜もゆるく整備された歩きやすい。思わず小走りしてしまう。同行者はトレイルランナーではない年老いたハイカーだが思わず一緒に小走り。
帰途の里山でしばし紅葉見物。残念ながら陽が傾いて迫力がなかった。
5時間の短い低山歩きを楽しんだ。ここはトレイルランで楽しみたいところだった。