ツインシティマラソン参加、完走

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還暦を迎えて始めたランニング。以来、初めてのフルマラソン、ハセツネ、サロマ、OCC。その都度、もうこんな経験はできないだろうと思いながら毎回こみ上げるものを感じながら走ってきたのもです。

そして今回のMedtronic Twin Cities Marathon。アメリカ・ミネソタ州の州都セントポールとその西に隣接するミネアポリス。この2つの市をまたいで走るこのマラソン大会に参加した。

長い間お世話になった会社が冠スポンサーになっているのでいつか参加してみたいとずっと温めてきた。実際に走ってみると「全米一美しい都市型マラソン」というのが真実でした。すくなくとも自分が走ったコースでは一番の美しさだ。楽しかった。結果的に記録は自己ワーストだったが言い訳でなくこんな環境にできるだけ長い間居たい、と言う思いが強かった。ジョギングペースで楽しく走った。

早朝にB&Bで泊まっている家のホストに車で送ってもらってゴール地点まで。そこからシャトルバスでスタート地点のミネアポリスまで20分。6:20着。まだ暗い。少し早くつきすぎたようだ。8:00スタート予定。その前の10マイルレースの参加者だけが出発地点に向かっていた。すぐに雨が降り始めた。すこし寒い。建物の下で雨宿りしたり軽く走って体を温めたり。

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出発直前にはしっかりとした雨になって皆雨宿りしながら待っていたがスタート地点につくころには明るくなって雨は上がった。

スタート直前はいつも気持ちが高ぶる。この日も悪天候にもかかわらず興奮した。やっとスタートできると言う思いが強い。

スタート地点は高層ビルの谷間。広い通りを進むと近くの教会から鐘の響きが美しい。曇天の日曜日の早朝のオフィス街。当然ながら人は少ない。

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スタートしてミネアポリスのビル群をぬけるとすぐに大きな家が立ち並ぶ公園のような広い通りに入る。湖が多いこの地区ならではの風景も見られる。

各家から思い思いの形で応援してくれる。地方都市のアメリカンな生活が見えてくる。

終始こうした通りを走ることになるがこの辺の家は皆大きくてx億円でしょう。

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沿道には多くに人がサインを掲げて応援している。日本でも見かけるがウイットに飛んだサインが多い。

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ミシシッピ川を渡ると次はセントポール。ここからは丘に登ろることになる。それまではスタートから小さなアップダウンを繰り返しながらの下り基調だったのが30Kmを過ぎた頃から坂道を登ることになる。マラソンでは30Kmの壁と呼ばれるくらいにこの30Kmを越えたころが一番体力的にきついところだ。そこに来て登りになるのでそれなりにきついコースでもある。心して走るとそれほど急でもない坂だった。

ところがこの30Kmを過ぎたころから再び雨。しっかりした雨だ。それでも沿道には多くの住人が応援にでている。セントポールに入ってもあいかわらず広い道とその沿道には大きな家が立ち並んでいる。

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丘に登るとセントポール寺院。この脇を通ると目の前にミネソタ州の議事堂が美しい姿を見せる。その手前がゴールだ。ここを目指して下り基調の広くまっすぐな通りを走った。なんとも美しいコースだ。ゴール地点としては最高のシチュエーションだ。ゴールするころは雨と風が強くなっていた。

それでも楽しかった。こんなことはもう経験できないと思いながらのマラソン生活が続いてきた。この日ももう経験できないと思うような一日だった。

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ちなみにエイドは1マイルごとにあるが飲み物だけ。食べ物はまったくない。これは日本のマラソンと大きく違う点だ。ここで走るランナーはほとんど食べ物の補給なしに走っている。時々エネルギージェルを含んでいる程度だ。

雨と風が強い中、2Km先の宿泊地まで歩いて戻った。この時間が一番たいへんだった。休むと体が冷えるのでゴールした後もあるき続けた。宿泊地まではマラソンで越えてきた丘を登り返した次第。

部屋に戻って温かいシャワーで生き返った。ビールを欲していたので近くのスーパーに出かけたがアルコールは販売していない。残念だがおあずけ。

夕方には日本で一緒に働いていてこちらに赴任している方と日本レストランで夕食。久しぶりの日本食が美味しかった。そして待望のビール。そういえはこの家に泊まるようになって3泊目で初めてのアルコールだった。

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