帰宅途中の山梨県立美術館と文学館

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ミレーの作品が多く展示されていることで有名な山梨県立美術館に立ち寄った。なしにしろ65歳以上は無料というのが魅力だった。

立派な建物。2階にミレーの作品を集めた大きな部屋がある。バレーボールができるくらいの大きさだ。あるある、有名な「種をまく人」、「落ち穂拾い、夏」。当時の貧しく厳しい生活を送っていた農民を描いているそうした絵は茫洋として心が落ち着く。ミレー作品以外には「ハルビゾン派」と呼ばれる芸術家の作品が展示されてた。写実的な精密画がすばらしい。こうした絵を描く能力が人間には備わっているわけだ、と変に感心した次第。

そして美術館のとなりにある文学館にも足を運んだ。基本的に山梨県に関係ある作家の作品や原稿が展示してある。あまり興味をそそるものはなかった。樋口一葉の「たけくらべ」の原稿が展示してあったがその文章はもちろん達筆さに改めて感動。こうした文語調の文章を書く作家は現代ではいないですね。
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ここで一番の収穫はこの本に出会ったこと。富士山をぐるっと一周するトレイルランのレースがあるがこれに参加できるような体力はもうない。それでもこの本では11のコースに分けて一周できるように書かれている。何回かに分けてこのコースを走れば一周できるのでは、と思って購入した。これからじっくりと読んで研究する。

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という事で無事に今回の9日間のクルマ旅が終了。今回も事故もなくいい旅でした。

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