富山市
朝から雨。道の駅を出てとりあえず富山市まで行った。今日、明日の宿泊場所が定まらない中でとりあえず出かけてみた。
まずは世界で市場美しいと言われるスターバックス富山還水公園店。運河をはさんだ対岸の駐車場に車を停めてすこしだけ公園内を進むとそれらしい建物が見えてきた。ガラス細工、という感じの小さな店。ここ富山市はガラスをプロモートしている。かつて富山の薬を作る際に使ったガラス瓶を作る職人が多数いる強みを活かしてガラスを使った製品を世の中に提供しようとしているらしい。その一環としてこのスタバ店舗もガラスで囲まれている。前の運河と周囲の緑に囲まれてこれ以上ないようなシチュエーションだ。どこから見ても美しい。特にこの時期は桜が付け加えれている。今日は天気が悪かったのが残念。
雨の中を傘をさして富山駅まで行きそして富山城。誰もいない公園にある天守閣は博物館と言うなの天守閣。最近の再築だ。それでも公園内は美しく整備されている。
そしてガラス美術館。有名な建築家である隈研吾氏の設計らしい。ここの建物はまさにガラスを素材として多用している。内部はガラスと木材で構成されてなんともおしゃれ。中は空間を贅沢に使ったガラスを使って芸術作品を展示する美術館と図書館。
図書館はまさにおしゃれ。こんな図書館が地元にあったら毎日でも来るかもしれない。
ガラス美術館に入ってみた。薄暗くあまり広くない空間にガラスで作った主に壺のような作品が多数展示されている。すると薄暗いその空間の壁際に動かない物体を感じた。それは作品を監視している職員だった。若い女性が身じろぎもしないで片隅に座っている。最初は展示物かと思った。１０ｍ間隔で座っている。展示されている作品が壊れやすいので慎重に監視しているのだろうか。じっと動かない監視員に同情した。楽そうで大変そうな仕事だ。
ガラス美術館から再び雨の中を駐車場に戻った。富山市内は市電が走っている。
そして市役所などの公共施設が充実している印象を受けた。ガラス美術館もそうだが市立美術館、体育館など充実した立派な施設だ。北陸は教育に力を入れているということだがこうしたことにも予算を投入しているのだろうか。北陸は住みやすいところかも知れない。