古民家から恵那山

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薪ストーブ。いいですね。二度と同じの形にはならない薪の炎。これを見ていると飽きない。小川の水の流れと同じだ。いつまででも見続けることができる。そんな薪ストーブがある古民家に泊まった。

現役の時の同僚の実家は岐阜県伊那市にある。その実家の古民家を数年前に改造して住みやすくした。そこに招待されて出かけた。恵那市は名古屋が近くにある人口5万の地方都市。彼の実家はコメ作農家で田んぼを持つ。あぜ道の狭い通りを入るところにある。

昔ながらの太い梁を再利用して内装は最新の建築資材を使ってみごとに再生していた。まさに「ビフォー・アフター」の世界。そして居間には薪ストーブが鎮座している。どの農家にもある土間も残してありそこには囲炉裏がしつらえてある。まさに古民家の宿に来たようだ。

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現在は彼の年老いた両親が住むが古民家再生は彼が将来退職して戻った時のことを想定して彼の趣味のもとで考えているそうだ。

そして恵那山。

彼とは同じ登山の趣味でもつながっている。地元民でありながら地元の名山恵那山には登ったことがないとのことで一緒に登ることにした。

実家から車で1時間弱。狭い林道を行くと広河原の駐車場がありそこから20分ほど歩くと登山口になる。この広河原コースはいくつかある登山道の中では最短距離のコース。これは急登を意味する。その通りでいきなりの急坂が始まる。この登りが最後まで続く。落ち着いた樹林の中をしっかりとした登山道が続き時折視界が広がると青空のしたに紅葉した木々が見える。

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登りきるとほぼ水平の道が樹林の中に続きどこが頂上なのかが不確かで恵那山のサインがあるところは最高地点ではない。地図上の最高地点には何もない。たんなる通過点だ。一応、サインがあるところで記念撮影。ここには展望用のやぐらが組んであるが残念ながらそこに登っても展望はない。残念な展望台である。
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立派な避難小屋も有りその裏の岩が有名らしいので登ってみた。青空が目に染みた。
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登山者は10名位。同じ広河原から登ってきたようだ。往復で駐車場から13Km。6時間の楽しい登山だった。恵那山は百名山でありながら地味な山だ。かつては別コースからウエストンも登ったそうだ。

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