「坂の上の雲」読了

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「坂の上の雲」by司馬遼太郎、読了。

大作です。江戸末期から明治にかけて四国松山に生まれ育った秋山好古(よしふる) 、秋山真之(さねゆき) 兄弟と正岡子規の生涯を描いている。いずれも若くして上京し、秋山兄弟は軍人として日清、日露戦争で活躍する。子規は俳人として活躍するも若くして病死。

徳川から明治に変わるときから日露戦争が終わる明治38年までの歴史の勉強になりました。ちょんまげ、帯刀の時代から突然陸蒸気の時代になり27年後にはシナとの戦争、その10年後にはロシアとの戦争。かくも短い間に新生日本としての統治体制、組織をつくり制度を整え軍備を増強し大国ロシアに勝利した日本の力に改めて感嘆。

「黒船」by吉村昭。通訳士を通した幕末
「燃えよ剣」by司馬遼太郎。幕府側である新撰組から見た幕末
「竜馬が行く」by司馬遼太郎。倒幕派から見た幕末
「坂の上の雲」by司馬遼太郎。明治

幕末ー明治を描いたこうした一連の歴史小説を8月から読み始めて本日めでたく読了。達成感を感じた次第。こうした長編小説をとおしてこの期間の歴史をじっくりと鳥瞰したような気分になった。

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