心の自画像

先日の「ゴッホとゴーギャン展」では自画像が何点か展示されていた。同時に「タマネギの皿と静物」というタイトルの絵に以下のような解説がしてあった。

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本作はファン・ゴッホが退院後すぐに取り組んだ作品で、パイプ、タバコ、コーヒー、アブサンの瓶などファン・ゴッホが自身に許していた数少ない嗜好品や、健康に関する書物、頼りにしているテオを想起させる手紙、それに封をするための蝋と蝋燭などが描かれている。蝋燭は、《ゴーギャンの椅子》にも描かれている。このときの画家自身と関連の強い日用品は、それぞれが象徴的な意味をもち、ある意味でファン・ゴッホの自画像とも見なし得る作品となっている。

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この解説に触発された。単に現時点での自分の机の上を写しただけだが現状の関心事を表している意味で「心の自画像」と言えるかもしれない。
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