TOEIC受験

2015-07-26 12

かつて「私はこれで会社を辞めました」というCMがあった。私の場合、TOEICで会社を辞めたことがある。

30年以上も前にアメリカの大学を卒業して帰国した。仕事を探すときには外資系企業は対象外だった。普通に考えると英語圏の経験を活かして外資系企業に就職するのが当然のように思えるがそこで仕事をする自信が無かった。とにかく滞米中は周囲は英語が上手なひとばかり。当然です。帰国しても自分の英語力が企業で通用するという自信がなくて日系企業に就職した。

2番目の日系企業で7年位働いた時に職場でTOEICの団体受験をした。その結果は930点と高得点だった。ちょうど新しい職場に移りたいと言う気持ちが盛り上がっていた時期にこの点数を知って英語が通用するかもしれないと言う思いが強くなった。

これがその会社を辞めるきっかけでした。めでたく米系企業に転職したのが20年前のこと。

そのTOEIC試験。以来、受験してなかったが20年間の外資系企業で過ごした結果で英語力が向上したのか、あるいは高齢化するに従って能力が落ちたのか、それを知りたかったので今回受験した次第。

試験会場には若い方がほとんど。教室には白髪交じりの方が1,2名いた。どのような思いで受験しているのでしょう。

2時間の受験時間はとにかく集中力が重要だ。ひたすら回答をマークシートに記入する。今回はヒアリングの際に何回か集中できない瞬間があった。聞き逃してしまった。そして読解のテストでも後半は集中力が落ちてしまった。この試験の結果はこれからの人生に何も影響しない、という気軽さがあった。

結果は30日後に判明。楽しみにしている。

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