2015.07.09
カテゴリ:読書
「奥の細道」書き写し完了
何もドラマチックなこともなく終わりました。確か今年の1月に始めたと記憶している「奥の細道」の書き写しがようやく終わった。
じっくりと読んで丁寧に書き写したつもりです。文中のいろいろな場面が頭に残りました。特に5月のみちのくの旅で芭蕉と同じ場所をおとずれて同じ場所を共有できたことが嬉しかった。有名なところでは、松島、象潟、立石寺、最上川。。。。尾花沢在住の弟子である清風の居宅にも行ってみた。象潟では蚶満寺にも行って追体験をした。平泉も強い印象がある。月山も。
徒歩で旅をした芭蕉の姿は私の車での旅とはその形式は大きく異なっているが旅をする心持ちは近いと感じている。各地で多くの門人と出会い楽しみにしていた場所を訪れて感動することは何時の時代でも変わらない。
唯一、芭蕉は旅の中に死を覚悟していた。ここは大きな違いだ。
少しだけだ芭蕉と同じ体験をできたことが嬉しい。