勝平得之との出会いと奈良家住宅

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勝平得之

秋田市内にある「赤レンガ郷土館」を訪れた。そこに併設されている「勝平得之記念館」でこの版画家の作品に惚れ込んでしまった。もちろん秋田出身で版画の描く、彫る、刷る、を一人で行ってきた。作品の対象は秋田の農村風景。これが克明に優しい眼差しで描かれている。昭和の風景が懐かしい。

画像の説明 画像の説明赤レンガ資料館

秋田市内

市内には久保田城址を利用した千秋公園があるがこれは特筆すべきことはない。それでも秋田市の中心部は道も広く城址公園の緑も綺麗で気持ちがいい。朝、城址公園を歩いて通勤、通学しているかたが何人も。こういう生活がしたかった。やはり城下町は落ち着いて好きだ。

昼は奮発して「無限堂」と言う老舗で秋田名物オンパレードの膳を食した。食事には特別なこだわりはないが一応話の種。

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奈良家

この家のことは司馬遼太郎の「街道を行く」で紹介されていて気になっていたのでぜひとも行きたかった。江戸時代からの豪農の家と屋敷が残っている。そこに奇人として有名な旅行家中江真澄が逗留していた、と書かれている。

訪れてみるとその規模に圧倒された。これまで訪れたこの手の家とは比較にならないほどその建物は重厚で保存状態もしっかりしており規模が大きい。再生期はここに家族が8人、使用人が12人住んでいたとか。案内のお嬢さんは優しげで感じが良かった。他の見学者がいないのでずっとついてくれて解説してくれた。ここに来てよかったと思える場所だ。

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道の駅

この日は「道の駅てんのう」。ここには温泉も併設されているので助かる。周辺をランニングしたが広い広い畑の中の長い長い一本の農道を走った。そうだここはもうあの八郎潟に近いのだ。日本の米作りを支えるところだ。
広い駐車場に何台も駐車されているがその広さで周囲の車が気にならなくていい。お気に入りの道の駅になった。

ランニングの帰りに走った公園は不思議な公園だった。広い中に突如弥生住居群が再現されていたり、だれか知らないが地元の政治家と思える大きな銅像があったり、平安時代風の船が浮かべてあったり。おまけに50mほどの展望塔まで作ってある。コンセプトが分からないし、無理やり作ったという感じの公園。地元の政治家が動いて国から補助金を確保して作ったという感じだ。
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いずれにしてもいい一日だった。

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