2015.03.07
カテゴリ:日常
東京経済大学キャンパス公開講座を受講
年金生活をしていると思える初老の方々が参加者の9割でした。同じことを考えている方が多いんですね。
地元の東経大村山キャンパスで行われた公開講座、「景気の見方、景気循環の考え方」を聴講してきた。退職したら無料、有料にかかわらずこうした講座は受講していきたいと思ってきたところにこの講座の情報を入手したので早速申し込み。
講座の内容そのものはこれまでいろいろな本とか新聞、雑誌から仕入れたことがある情報だったので新規性はあまりなかった。知識の確認をした感じだ。ただ、1時間半の講義のあとの30分の質疑応答の中で得られる情報は有意義だった。老人のとりとめのない質問、思い込みの質問、にたいして講師は明確に回答していた。景気DIの計算方法にとまどったりしてそれまでの講義は流暢とは言えないものだったのでちょっと不安だったがこの質疑応答を聞くにつれ講師に対する評価が変わった。
いくつかのポイント:
生産設備にゆとりがあるのでハイパーインフレは現時点では考えられない。国債の暴落、金利の高騰は現時点では可能性が低い。ただ、低金利が続くことで銀行、生命保険会社、等の利益が上がらず苦しんでいる。景気循環のグラフは景気の上昇、下降の期間だけでなく深さにも注意をはらうべきである。