Internet Of Everythingセミナー

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IT業界ではどんどん新しい言葉が登場する。このInternet of Everything(IoE)もその一つ。同じような言葉でInternet of Things(IoT)はこれまでにあった。世の中のあらゆる活動データを収集して活用する仕組みを表すらしい。

これに関するセミナーに参加。日経新聞、Ciscoシステムズが主催して東京ミッドタウンで開かれた。

どうやら、IoTは基本的にデータ収集する仕組みであり社会インフラとも言えるもの。対して、IoEは収集したデータをその目的に合わせて活用する仕組みも含めた広い範囲の仕組み、を言うらしい。データを収集する仕組みとしてはどこにでもある。スマホを使っている時の一つひとつのクリック。製造現場のロボットの動き、センサー。自動車のナビが発する情報、、、、。こうした仕組みでデータを収集したらそれを解析する仕組みがある。膨大なデータを集約して分析して意味ある情報を生成する。意味のないデータに命を与えて価値を作り出す仕組みがある。さらに、こうした情報から学習して新たな情報を生成する仕組みまでができているらしい。昔からあるAI(人工知能)の技術を使っているとか。

なんとも、驚きだ。2020年には世界中で500億個のデータが集まるようになるとか。500億個がどれだけの数かはよくわからない。このデータの活用で世界中で年間に2000兆円の経済効果がでる、と予測している。現状はまだその数%しか集まっていないらしい。

この日の講演は
1.基調講演として「グローバル経済下の日本の取るべき針路~2020年を見据えて~」慶應義塾大学総合政策学部 教授 竹中 平蔵 氏

2.特別講演として「ビジネスと社会を進化させる Internet of Everything」シスコシステムズ インダストリ ソリューションズ エグゼクティブ バイス プレジデント兼チーフ グローバリゼーション オフィサー ウィム・エルフリンク 氏 同 デベロップメント&セールス プレジデント ロバート・ロイド 氏

3.パネルディスカッション「IoE が拓く 豊かな社会」で
インテル 代表取締役社長 江田 麻季子 氏
東芝 執行役上席常務 兼 東芝ソリューション 取締役社長 錦織 弘信 氏
富士通 執行役員常務 CTO&CIO 川妻 庸男 氏
シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長 平井 康文 氏
総務省 大臣官房総括審議官 武井 俊幸 氏
が参加した。

これからも時々はこうしたセミナーに参加したいものだ。世の中の近い将来を示してくれる。

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