鉈目(なため)ーハセツネ版

画像の説明

鉈目(なため)。その昔、山に入る登山者達は後からくる仲間、同僚に自分たちが進む道を示すために要所要所で鉈で木に印を付けたそうだ。グループによってその印の形が決まっていたそうだ。

その、なため、のハセツネ版がこの写真の杭。ハセツネコースの分岐には必ずこれがあり行くべき方向を示している。助かります。今日は第三、四区間の試走をしましたがこれに助けられました。前を行くランナーが分岐を無視して先にすすんだのをこの杭を見て指摘してあげることができました。あのまま彼が進んだらとんでもないところに行ってしまったはず。

その鉈目についてはかつて所属していた山岳会のメンバーがテントの中で歌を教えてくれた。これは彼が所属していた明治大学ワンゲル部の部歌らしい。これが歌詞。いいですね。大好きな山の歌でした。

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なため
作詞・作曲   小林 碧
1、森深く 迷い辿(たど)れば
 古き鉈目(なため)は 導きぬ
 人の心の しみじみと
 懐かし嬉し 木暗(こぐら)き 径(みち)に

2、岨(そば) 茨(いばら) いかにありとも
 努(つと)め拓(ひら)きて 共々(ともども)に
 愛の導(しるべ)を 刻みつつ
 仰ぎて 行かん 真白き峰を

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山の歌っていい歌が沢山あります。20代のころはテントの中でお酒を飲みながら歌ったものです。

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