有田、そして佐世保軍港ツアー
この日は佐世保港での軍艦を見るツアーに申し込んであったので再び佐世保。途中で有田町にたちより。
泉山陶石の採掘場。ここで採掘した陶石を使ってこの辺一体の窯で磁器を焼いてきた。ちなみに陶磁器は陶器と磁器の総称で陶器は土をベースに焼いたもので磁器はここで採掘された陶石(つまり石)を使ったものらしい。
そして有田の街歩き。ここも重伝建に指定されている。明治大正昭和の建物がそのまま残っている。他の重伝建にあるようなキレイに化粧直しした建物はなかったのが好印象。しかもそれぞれの家は現在でも使われている。
不要になったレンガの廃材や使い捨ての窯道具を赤土で塗り固めたトンバイ塀が美しい。
そして佐世保港。11時までに手続きが必要だったので急いで行ったがすでに席の半分は埋まっていた。そして11:30に出港。
海上自衛隊の最新のイージス艦、揚陸艇、護衛艦、そして掃海艇が多かった。最近、宗像沖で小型の掃海艇が火災を起こして沈没する事故があったせいか掃海艇が集合しているのか。
いずれの鑑定もグレーに塗られて威厳がある。こうれが活躍するような機会が無いことをただただ祈るのみ。
そして移動中にたびたびサインをみた有田ポーセリンパーク。何なのか興味があったのでサイン に導かれた。どうやらここは小規模なテーマパークとして開発されたようだ。
1993年4月18日。香蘭社、地元・有田の有志や企業が出資し、有田の町にドイツ・ドレスデンにあるツヴィンガー宮殿を模した宮殿を中心にした公園を造り、有田の魅力を国内外に発信するポーセリンパークをオープンした。ツヴィンガー宮殿はすくなくとも外観は精巧に再現しているようだ。
当初はいろいろな建物があり多彩な体験ができたようだが、現状は団体客のバスツアーの立ち寄りが主たる営業で土産物売り場とレストランそして有田焼の体験ができる工房のみのようだ。
今日の風呂は吉野ヶ里温泉 卑弥呼乃湯。風呂から上がって今夜の逗留予定地である道の駅に向かおうとした時に後ろの山を見上げたら遥か上の方にポツンと光が。あんなところに誰かいる、と思いつつナビに従って進んでいたらその光を発する場所だった