佐世保・九十九島から中海の集落
佐世保港で目覚めた。すこしだけ港と駅前を散歩。旅行中はこの散歩をあまりしてない。目覚めて食事をしてどこに出かけるか決めるとすぐにでも出かけたくなる。
海上自衛隊の海上自衛隊 佐世保史料館は開館が9:30なのでその前に写真でよく見る九十九島の展望台にいてみた。展海峰。流石に眼の前にあのような景色が現れると感動する。写真を撮ってみたが現実とはかけ離れている。素晴らしい景色だ。
で、自衛隊の資料館。7階建てのビルをすべて使って明治からの戦争の歴史そして現在の海上自衛隊の姿、役割を紹介していた。いろいろな資料が展示してあってビデオもしっかり見たので3時間かかった。
昼時なので道の駅で佐世保バーガーを食べてみた。特別の特徴があるバーガーかとおもったら佐世保バーガーの定義は、佐世保市内で売られている、その場で手作りする、というだけとか。だからバーガーそのものは各店で工夫しているようだ。今回はごく普通のバーガー。
海岸に沿って進んで外海(そとめ)地区の集落。まずは大野集落と大野教会。教会に行くと教会守りのかたがいたので話を聞いた。この集落は10戸以下になりキリスト教とは減ってきた。集落は石積の壁に特徴があるらしい。玄武岩を砕いて壁を作ってる。
そして集落の景観も世界遺産の一部のようだ。春日集落の棚田も同じく。ここも美しい集落を形成していて保護しようとしている。
隣の市津(しつ)集落に移動。外海歴史民俗資料館で展示品を見学。この辺には海外からも見学に来るようだ。
そしてド·ロ神父記念館。ここでド・ロ神父の偉大さを始めて知った。記念館の担当者が熱心に説明してくれた。禁教が解けて明治の初期にここに来たフランスの神父でここの住民の貧しさを嘆いて産業を起こした。私財を投じて授産場、マカロニ工場、鰯網工場などの施設を建設。織布、織物、 素麺、マカロニ、パン、醤油の醸造などの授産事業により、女性たちの自立を支援した。
そして出津教会堂も建てた。行って教会守りの方と話をした。現在この地区には1000人近くが住んでいるが半数以上はキリスト教徒で日曜日の礼拝には80人位が参加するそうだ。
この日は近くの道の駅泊