黒島

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佐世保に近い相浦港からフェリーで黒島に渡った。ここは潜伏キリシタンの島。先日の春日集落は隠れキリシタン。潜伏キリシタンは明治になって禁教が解けた際に改めて洗礼を受けてキリスト教徒になったひと。潜伏キリシタンはそれをしないで信仰を続けた人、と言うらしい。

有田からフェリー乗り場まで40分ほどなのでのんびり運転していたイラ意外と出港15分前にもよりの駐車場に到着。大急ぎで持ち物を揃えて港に向かった。お陰でAppleWatchとサイコンを忘れた。フェリーで50分。穏やかな船旅だった。黒島は人口400人弱。多くはキリスト教徒。

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島は基本的に木で覆われている。僅かな平地に家を建て、開墾した畑でわずかな野菜を作る。動物よけで柵が作られている。

自転車で出かけてみたが当然のように道はアップダウンの連続。でも登ると景色は抜群。
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一周しても10km程なので目的地にはすぐに到着する。

一番の見所は黒島天主堂。事前連絡が必要ということなので途中で電話で連絡し1時に訪問することにした。それまでは周辺を走ってみたが特別のポイントは少ない。この島は湧水があるそうでそれを使って水のペットボトルを製造している工場がある。そこのカフェでランチとコーヒー。美味しいコーヒーだった。店の人といろいろと会話。ここでこの島のキリシタンの話を聞いた。
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1時になったので黒島天主堂に行ってみた。時間を予約したのでなにか説明をしてくれるのかと思ったが違った。前で待つと若いかた(教会守り)が出てきて「はい、わかりました、どうぞ中を見てください」と言っただけで草刈りを始めた。拍子抜け。一人で中に入って見学。100年以上前に建てられているが実に立派。厳かな礼拝の様子が想像できた。

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キリシタンの墓地にも行ってみた。共同墓地には数100の墓石が並んでいた。そのどれもが実に立派。墓誌にはクリスチャンの洗礼名がきざんであった。日本の古来からの墓にキリスト教の色がついている。

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途中には小さな水田があり刈り取ったコメが干されていた。
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その後も何箇所かを回って港に帰還。楽しいライドだった。

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