唐津から呼子経由で伊万里

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唐津の近くにある呼子(よぶこ)はイカ料理と朝市で有名。そこで朝飯でも、と思って出かけた。

朝市の前に時間があるので「七つ釜」に行ってみた。早朝でだれもいない道を10分ほど歩くと眼下に見えた。玄武岩を波が削ってできた自然の造形。上から見ると豪快だ。
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七つ釜に近くは草原。草原から見下ろす海と遠くに加部島が美しい。
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朝市は7:30からなのでそれに合わせて行くが閑散としていた。100mくらいの細い道に小規模の出店が数軒出ていて、両側の数軒の商店が店を開けていただけ。
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イカは一杯1500円とか。生物でもあるので購入は控えた。画像の説明

肝心の朝食をしようと聞いてみたが朝食を出す店はなくなったとか。イカ料理を食べるとしたら近隣の食堂に行く必要があるが開店は昼時だとか。

昼間では時間があるので呼子大橋を渡って加部島に行ってみた。先端の展望台には牛が放牧された眺めのいい場所。ここからは加唐島がよく見える。天気も良くて最高の眺めだ。

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ここにも使われなくなった観光施設が残っていた。行政が作ったのか民間か。

食堂が開く時間になったのでようやく遅い朝食。3600円のイカづくし定食を食べた。確かにイカはころこりしていい食感だ。特に残ったゲソを天ぷらにしてくれたがこれが絶品だった。活造りだけあったイカの頭の部分はかすかに動いていた。
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それから近くにある名護屋城跡と佐賀県立名護屋城博物館を見学。

ここは圧巻だった。名護屋城は秀吉が朝鮮出兵のために作った基地。玄界灘を見下ろす高台に城趾があった。当時はここに全国の大名150人ほどが周囲にそれぞれの陣屋を設けていて人口20万人という大きな城下町を形成していたそうだ。いまでも陣屋跡が点在している。

本丸から眺める玄界灘は天気のせいか最高の眺望。秀吉もここから遠く朝鮮の方を望んでいたはず。ところが二度の出兵にもかかわらず征服できなかった。昭和になっておどずれた歌人は
「太閤が 睨みし海の 霞かな」
と詠んだらしいがその思いは同じだ。

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名護屋城博物館も充実していた。特別展で秀吉の草庵と金の茶室が再現されて展示してあった。再現された金の茶室は実際に金箔が貼られた豪華なもの。500gの金が使われているそうだ。さすがに茶釜は純金ではなく金箔だった。
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そして伊万里に向かった。

ここで今回始めての洗濯。その間に食料の買い出し。そして風呂。伊万里の道の駅で車中泊。

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